オルタネートを読んだヲタクの見解

こんにちは。

本日は『オルタネートを読んだヲタクの見解』

 

先日、「第164回芥川賞直木賞」の選考会が行われ、直木賞には西城奈加さんの「心淋し川」が選ばれました。

残念ながら「オルタネート」は受賞とはなりませんでしたが、ノミネートされたこと自体とても凄いことですし、なによりアイドルと作家を両立しているのにも関わらず、どちらも真摯に取り組み、書き続けていることを尊敬します。

 

私は加藤シゲアキくんの初めての小説「ピンクとグレー」から、今回の「オルタネート」まですべて購入し、読破しています。

購入のきっかけは、応援しているNEWSの加藤シゲアキくんが出す本だからというファンの一員にすぎませんが、本を読むことは好きだったので読むことに抵抗はありませんでした。

そんな私が今回の「オルタネート」を読んだ初見の感想は、難しい構成の書き方をしているなと。

主人公がひとりいて、その主人公を中心にストーリーが進んでいくのが普通の構成の小説だと思います。

しかし今回は主人公が3人いて、その3人の主人公のストーリーが順番に繰り広げらていく構成で、正直最初は読みづらいストーリー構成だなと思いました。

でも、この構成は読み進めると面白い書き方だと感じました。

 

次にこの本のタイトルでもある「オルタネート」という高校生限定のマッチングアプリをテーマにした本のストーリーについてです。

マッチングアプリという今の時代にあった内容で、また加藤くんの趣味である料理だったり、高校生の恋愛だったり、高校生活の青春が詰め込まれていて、全体的に読みやすい内容かと思います。

そんな内容の中にもただ単純なマッチングアプリではなく、遺伝子的相性を追及する部分があり、 恋愛とは相性とは何なのか考えさせられました。

 

私は読み始めたら一気に読み切りたいタイプなので1日で読み終えましたが、『オルタネート』を購入し、読んだ人がどの程度いるのかとふと思いました。

 

 

Twitterにて36名の方が回答してくれた結果、回答してくれたほとんどの方は読んでくださっています。

ファンとか関係なく不特定多数の方が回答できる状態だったため、もちろん購入していないという方もいますが、気になるのは購入したが読んでいないという人がいることです。

これはヲタク的心理で推しのグッズは全部買うというのと同じで、推しの出した本だから買ったという人がいるからです。

 私が言いたいのはただ一つ。

ぜひ、購入した人には読んでほしいです。

読まないなんてもったいない。

きっと本を読むことで、さらに推しの凄さを体感し、私の推しって最高だと思います。

 

本屋大賞にもノミネートされ、ますます今後の活動が楽しみです。 

この機会に加藤くんのことを知らない人や推しじゃない人もぜひ読んで頂き、アイドル加藤シゲアキが書いた小説をより多くの人に知ってほしいと思います。